2015年12月15日火曜日

森浩一先生著作集の刊行


一昨年に亡くなられた森浩一先生の著作集全5巻の刊行が始まりました。350冊を超える先生の著作のうち、特に考古学、古代史研究のうえで欠かせない先駆的な論考が厳選され、それぞれに解題が付けられています。「森古代学」の軌跡をたどることができる編集となっています。編集には前園実知雄さん(69年卒)をはじめ文化史の卒業生が携わっています。
 森浩一著作集全5巻  森浩一著作集編集委員会編   新泉社刊
第1巻『古墳時代を考える』(20158月刊行)
第2巻『和泉黄金塚古墳と銅鏡』
             (201512月刊行、以降4か月ごとに刊行予定)
第3巻『渡来文化と生産』
第4巻『倭人伝と考古学』
第5巻『天皇陵への疑惑』

  定価は各巻とも、2,800円+税です。

2015年11月4日水曜日

第5回総会・懇親会開かれる



6月27日(土)に第5回総会・懇親会が開かれました。総会・懇親会に先立って公開シンポジュウム「同志社と京都-明治期を中心として-」が今出川キャンパス良心館で開催されました。

公開シンポジウム
露口卓也氏(同志社大学名誉教授)の司会のもと、宮澤正典氏(同志社女子大学名誉教授)、田中智子氏(同志社大学人文科学研究所助教)、小林丈広氏(同志社大学文学部教授)の各氏がパネリストとして報告。その後、コメンテーターの高久嶺之介氏(京都橘大学教授)を交えて討論が行われました。同志社を京都との関係で問い直すという意欲的な試みは、同志社史を日本の近現代史の中で捉え直す試みであり、今後の同志社史の方向性を指し示す有意義なシンポジウムであったといえます。およそ240名のフロアからも質問が出て、予定の時間を越えるほどの活況の内にシンポジウムを終えました。

総会・懇親会
場所を京都ガーデンパレスに移して、午後5時過ぎから開催されました。115名の出席を得た総会では会長の交代が承認され、石丸正運会長から柴田潔氏(’69年卒)にバトンタッチ、併せて丹羽一征氏(’63年卒)の副会長就任も承認されました。

懇親会は、丹羽一征・太田信幸両氏の司会のもと、新会長の挨拶に続いて、小谷二郎副会長の発声による乾杯、永井三明同志社大学名誉教授のご挨拶と続き、その後は会食をしながらの懇談となりました。先輩、後輩、同期生、先生方とそれぞれお互いが旧交を温めるなか、話は尽きないままお開きの時間を迎えました。一同でカレッジソング・同志社チェアーを斉唱した後、山田史郎副会長の閉会の挨拶で懇親会は締めくくられ、3年後の再会を約して会場を後にしました。

2015年4月26日日曜日

第5回 総会・懇親会のご案内


風薫る候、史友会会員の皆様にはお元気でお過ごしのことと存じます。
さて、下記の通り、3年に一度の総会・懇親会を開催いたします。文化史学卒業生の会ならではのイベントも企画いたしましたので、是非ご参集ください。

日時 2015年6月27日(土)
イベント  
  公開シンポジウム 「同志社と京都--明治期を中心として」
    14:00~16:00 同志社大学今出川キャンパス 良心館2階204教室
                         (京都市営地下鉄「今出川」駅1番出口直結)
    パネリスト  宮澤正典 (同志社女子大学名誉教授)
            田中智子 (同志社大学人文科学研究所助教)
            小林丈広 (同志社大学文学部教授;同志社社史資料センター所長)
    コメンテーター 高久嶺之介 (京都橘大学教授)
    司会     露口卓也 (同志社大学名誉教授)
         
     ※ハリス理化学館同志社ギャラリーも開館(10:00~17:00)
       しておりますので、自由にご覧ください。
     ※今出川キャンパスのご案内は、→こちら←

総会・懇親会 
     京都ガーデンパレス (京都市上京区烏丸下長者町上ル 御所蛤御門前)
             電話 075-411-0111
    16:30 受付
    17:00 総会
    17:30~19:30 懇親会(着席)
          会費 1万円

※会員名簿により案内状を発送し、出欠の返事をいただくことになっておりますが、万が一案内状が届かない場合で、総会・懇親会にご出席を希望される場合は、次のところまでご連絡ください。
    同志社大学博物館学研究室 075-251-3228