2017年4月12日水曜日

Facebookの試行

Facebookに史友会のページを作りました。
現在、試行中で、しばらく様子を見て問題がなければ、史友会の役員会等での承認を経て、正式に運用したいと思います。
Facebookで「史友会」を検索していただくと、「史友会 同志社大学文学部文化史学科同窓会」のページにたどり着くはずです。

2017年4月7日金曜日

石丸正運さん文部科学大臣表彰を受けられる

史友会の前会長を勤められた石丸正運さん(1960年卒)が、昨年122日に、文部科学大臣より地域文化功労者表彰を受けられました。そこで、石丸さんと親しい人たちによって、栄えある表彰をお祝いしようということになり、「石丸正運さんの地域文化功労者表彰をお祝いする会」が、快晴の312日(日)、午後2時から、大津市の湖岸に建つ琵琶湖ホテルで開催されました。会には、滋賀や京都を中心に、文化人、美術工芸家、財界人など多彩な紳士淑女にお集まりいただき、230名ほどの盛会となりました。発起人を代表して成安造形大学名誉教授木村至宏さんの挨拶で開会し、滋賀県副知事の西嶋栄治さんや、京都国立近代美術館長柳原正樹さんなどの祝辞、天台寺門宗総本山園城寺長吏福家英明さんの乾杯によって、祝宴が始まりました。午後430分までの短い時間でしたが、皆様方には旧交を温めていただき、また世代や業種を超えた人々の交流が盛んになるなど、改めて、石丸さんの長年にわたる活動の偉大さや、様々な人々との交流の広さに驚かされる1日でした。 (文 : 高梨純次  写真 : 寿福 滋)

2017年4月4日火曜日

文化史学科新任教員のご紹介

 3月末をもって西洋史の井上雅夫先生(西洋中世史)が定年退職され、その後任として阿部俊大(あべ・としひろ)先生が4月1日に着任されました。
 阿部先生は、静岡県立磐田南高校卒業後、東京大学文学部・同大学院人文社会系研究科で学ばれ、2010年に東京大学より博士(文学)を取得、この間スペインのバルセロナ大学大学院に2年間留学されて中世史・古文書学の分野で博士号を取得されました。2012年から九州大学大学院言語文化研究院の准教授を勤められていました。
 中世盛期(11~13世紀)のイベリア半島諸国における政治と宗教の関係、およびイスラーム勢力に対する認識の考察を通して、ラテン=カトリック世界の国家観や他者観がどのように変容したかを分析することに関心をお持ちで、その成果を『レコンキスタと国家形成』(九州大学出版会、2016年)にまとめられました。
 文化史学科では、西洋中世史やフランス語文献講読などの授業を担当されます。西洋史研究の第一線で活躍される先生をお迎えし、より充実した教育・研究が展開されることを期待します。

2017年度新入会員を迎える


 3月20日に文学部の卒業式があり、2017年度新入会員として122名(大学院生10名を含む)の方をお迎えすることができました。今後の皆様方のご活躍をお祈り申しあげますと共に史友会への積極的なご参加・ご助力をも併せてお願い申しあげます。
 なお、住所変更等がございましたら、お手数ながら下記宛てにご連絡いただきますようお願い申しあげます。

 602-8580 京都市上京区今出川烏丸東入る 
同志社大学博物館学研究室気付 史友会

          E-mail   ji-hakub@mail.doshisha.ac.jp


2017年2月3日金曜日

澤田 瞳子さん 『落花』 読売新聞夕刊に連載はじまる

同志社女子中高卒業、文化史学専攻(笠井先生ゼミ)出身の人気小説家、澤田瞳子さんの歴史小説『落花』連載が、2月3日より、読売新聞夕刊ではじまりました。
2010年、『孤鷹の天』で中山義秀文学賞を最年少受賞でデビュー後、様々な賞を受賞、一昨年の直木賞候補に上ったことは記憶に新しいところです。その作品『若冲』(文芸春秋)はベストセラーになり、さらに一層、小説家としての地位を不動のものとしました。
新連載がはじまった『落花』は平将門が活躍をした時代の東国の話、これから半年以上、今秋にかけて連載が続きます。どのような話の展開になるのか、毎日の夕刊を楽しみにしたいと思います。

雑誌とは違って、日々の執筆の連続、緊張した中に多忙な日々が続くようです。が、経験豊かな彼女のこと、しっかりと頑張って素晴らしい作品に仕上げてくれると思います。卒業生のみならず多くの方々の応援をよろしくお願いいたします。